ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

あれから16年

16年前の今日、我が家に次女が誕生しました。唇が富士山のように大きくて可愛い女の子でした。

その頃の私は31歳。今振り返ってみても、その頃が人生で一番と言っていいほど金銭的に余裕が無かった時期です。※これが下積み期間だと思い込み辛抱中。( ´艸`)

ビジネススーツのクリーニング代を捻出するのも厳しい中、「形状記憶ワイシャツ」の登場は涙が出るほど嬉しかったし、助けられたものです。( ´艸`)

仕事柄、毎日毎日何万歩も歩くので革靴は半年で買い替えていました。本来、夢を売る不動産屋は高級ブランドの羨まれる靴を履いていなければいけないところを、駅前の靴の流通センターで「見た目の良い安物」を見つけては履きつぶしていました。( ´艸`)

毎日満員電車に揺られ、腕時計もつけず、ボロボロの安い革靴を履き、雨が降ろうが雪が降ろうが朝から会社の外階段を水拭きし、超ケチな代表者の意向により冷暖房を付けない劣悪な環境のオフィスで「手当無しの名ばかりエリアマネージャー」を辛抱して務めたことで「絶対にこのままでは終わらないぞ」という強い意志が芽生え、結果として今こうして自由に生きて居られるのです。( ´艸`)

毎日クタクタになって帰宅すると、そこには変わらず妻と幼く可愛い二人の娘がいるのだから「明日もまた頑張ろう」と思えたのでした。( ´艸`)

困窮極まる次女が生まれたあの日から16年、紆余曲折を経て、今はこうして自宅オフィスでコーヒーを飲みながらブログを書いているのですから人生とは判らないものです。( ´艸`)

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