ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

バンカー

久しぶりにメインバンク(信金)の担当者から連絡がありました。要件は、新しい決算書の提出です。毎年、催促されないと決算書を提出しない社長というのもどうかと思います。( ´艸`)

続けて、「私、今月で退社することになりました」と驚愕の報告を受けました。4年ほど今の担当者とお付き合いしていただけに、少し淋しい気分です。気になるのが「移動」ではなく「退社」という点です。深くは追求しませんでしたが、思っていたほど楽しい仕事ではなかったのだろうと推測します。金融機関にお勤めの人は独特の雰囲気を纏っていて、いつも険しい表情をしています。きっと、他から楽しそうに見えてはいけない職業なのでしょう。

結局、付き合いで受けたコロナ融資だけが残りました。( ;∀;) 

わが社のようなちっぽけな会社には「末端の戦士」が送られてきます。次の後釜が決まっても挨拶も無いでしょう。ということで、これを機に、付き合いで始めた定額貯金等は全て解約してしまおうと思います。銀行に預けておいても増えませんから。( ´艸`)

次の後釜が挨拶に来た時の「お土産」を作っておかなければなりません。

先程、外出先から車で帰宅する際に大きなBOXをつけた自転車で急な坂道を必死に登っていく彼の姿を見かけました^_^。これで見納めですね。

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昔ばなし

もう10年は電車通勤のない生活を送っています。もともとバスや電車での移動は好きな方ですが、通勤という理由がないこととコロナ禍ということが相まり、公共交通機関を利用する機会が激減しました。最後に電車に乗った記憶が思い出せないくらいです。

お勤め人だった頃は、都内だけでなく周辺三県の多くの駅を利用しました。競売物件の調査や不動産屋への営業の為です。大雨の日も、強風の日も、炎天下でも、電車やバスを利用して移動したものです。

とにかく歩くものだから、ビジネスシューズは半年も持ちません。勿体なくて高額な靴など買う気になれないのですが、営業に行くのに安物の靴では相手にされないしと、なけなしのお金を叩いて「それなりの靴」を買ったものです。

スーツやYシャツのクリーニング代もバカになりませんでした。基本的にスーツはパンツが先にダメになるので、ジャケットばかりが余ってクローゼットを占領しました。

2パンツシリーズや形状記憶シャツ等はとても画期的な商品で経済的にとても助けられました。

現在、交通費はかからないし、着ようと思って買ったYシャツがビニールに入ったままだし、5年前に買った靴がピカピカしております。( ´艸`)

お金が無い時の方がお金がかかり、お金がある時は使う機会が減る。そんな気がしてなりません。

日本も最近になって漸くスーツ離れが進行してきました。良い流れです。そもそも日本の気候に合わない服を着て仕事が捗る訳がないのです。奇麗目の恰好くらいで丁度いいのです。( ´艸`)

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どうなる中国恒大集団

中国不動産開発大手の中国恒大集団(チャイナ・エバーグランデ)がデフォルトの危機に陥っています。驚くべきことに、その負債額は日本円で「33兆円」にも及ぶとのことです。因みにリーマンブラザーズの負債額は「63兆円」。

リーマンショックの半分ですが、破綻すれば少なからず日本も影響を受けることになるでしょう。

これは、約20年近く続いた中国国内の不動産バブルの終焉を意味し、今後、中国は厳しい舵取りを余儀なくされる時代に突入するのではないでしょうか。

因みに、中国恒大集団は2銀行からの融資の利子返済が9月21日に迫っており、その日がデフォルトを決定する重大な岐路となりそうです。

因みに、日本の不動産大手、三井不動産三菱地所住友不動産の3社は、揃って営業利益2000億円を超えていて、安定的な経営基盤を築いています。

このコロナ禍でしっかりと利益を出しているのは素晴らしいことです。( ´艸`)

超ミクロながら、わが社も利益を出し続けております。稼ぎが多いのではなく、支出が少ないから利益が出ているだけなのですが。( ´艸`)

次に市況に影響を及ぼすのは総裁選でしょうか。勝手な予想と期待ですが、決選投票の末、高市さんに初の女性総裁になって欲しいと思っております。

こうした様々な出来事が起き、時代は流れて行きます。どんな時代になろうともヒラヒラと上手に生きていたいと思うのです。

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サルベージ

13年前の9月15日、突然リーマンショックが起きて世界規模の金融危機が訪れました。日本も例に漏れず株や不動産が大暴落し、多くの会社が倒産しました。

金融機関の貸し渋り貸し剥がしが多発し、不動産業界も生き残りの戦いが始まりました。

過剰債務、薄利多売のギリギリで経営していた会社から退場して行きました。( ;∀;)

当時、私が勤めていた会社は究極のキャッシュ経営をしていたので、ビクともしませんでした。

瀕死状態の同業他社を沈みゆく船に例えて「サルベージや!」と言いながら、倒産セール物件をさらに買い叩き、仕入れを強化していきました。

その判断が功を奏し、半年、一年後に不動産価格が戻り始めると、底値で買い進めた物件が次々と高値で売れてしまうのです。( ´艸`)

当時、エリアマネージャーを任されていた私は最前線で活躍しましたが、その恩恵を受けることはありませんでした。会社の総取りです。悲しいかなお勤め人。( ;∀;)

その出来事が衝撃過ぎて、その後独立したわが社もキャッシュを厚くする経営を目指し始めます。

思ったほどキャッシュが貯まらない現実と、まさか級の不況が訪れないので、力を発揮する機会が訪れません。( ;∀;)

コロナショックとはいえ、超法規的措置により打撃の大きい飲食業界は国に保護されています。リーマンショックの時には無かったのに(; ・`д・´)。

明日がどうなるか誰にも分かりません。突然の大不況にも耐えられる強い会社を創って行きたいと思うのです。

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四方山話

先日、自宅兼オフィスのダウンライトをLEDダウンライトへ変更しました。一昔前、ダウンライトは高額で1個5,6千円していたものですが、今のLEDタイプは性能もアップし、手入れも簡単で、1個2,3千円程度で購入できます。それならば、自宅全てのダウンライトをLEDに変えてしまおうと目論んでおります。照明が変わっただけで気持ちも明るくなり、仕事や勉強もは捗りそうです。

先日、久しぶりに4時間近くサーフィンをしたのですが、緊急事態宣言中の為、至る所で海沿いの駐車場が閉鎖されていて、不便な反面、人が少なく空いていて良い波に乗ることができました。

悪戦苦闘しているテスト勉強ですが、提出期限ぎりぎりで課題を終えることができましたので、ほっとしているところです。

最近、天気が悪かったためジョギングできずにいましたが、本日から再開しようと思います。食べる量も少ないのに、どうして痩せないのか不思議です。( ´艸`)

仕事面では、仲介案件が乏しく売主業に専念しております。最近ぽつぽつと話が入ってきました。全てキャッシュで購入しているので、成約する度に手元にキャッシュが戻ってくる算段です。そろそろ買取案件が欲しいところです。

私生活では、今月末に次女と末っ子長男が2度目のワクチン接種の予定。副反応が無ければと祈るばかりです。( ´艸`)

そういえば、本日9月13日は結婚式を行った記念日です。今から19年前のこと。台風シーズンにも拘わらず当日は晴天に恵まれ、沢山の方々に祝福して頂いたことを思い出します。つくづく「人生はあっという間」であると気づかされるのです。( ´艸`)

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神道の話

数年前からハマっている神道ですが、知れば知るほど日本人と相性の良い宗教だと言うことがわかります。※経典なし、教えなし、開祖なし。そもそも神道が日本人を造ったとも言える訳で、今までのように神道からの一方通行の生活ではなく、神道の考えを理解して相思相愛になれば、相乗効果が生まれ、より開運を呼び込むのではないかと思います。

日本の神様のメッカである伊勢神宮では1500年もの間、毎日欠かさず「ひごとあさゆうおおみけさい」を行っています。( ´艸`)

www.isejingu.or.jp

こんな偉業は日本人にしかできないのではないでしょうか。ただただ感服するばかりです。

我が家の崇敬神社である大宮八幡宮でも頻繁にお祭りが行われています。本日、早朝参拝したのですが、既にお祭りが始まっていて、雨模様の早朝にもかかわらず訪れる人が多いことに驚かされました。

www.ohmiya-hachimangu.or.jp

不思議なことに参拝者は全くの他人にも拘わらず、どこか通ずるものを持っているような気がしてくるし、他人とは思えない繋がりのようなものを感じるのです。( ´艸`)

朝から清々しい気分になれたこと、神様に感謝したいと思います。

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資本の差

「資産家の子供は資産家になる」普通の親子関係であれば、例外を除いて自分の資産は子供に残すことは至極当然の話なのだから、子は親の資産を高確率で引き継ぐことになります。

資本主義社会で肝になるのは「資本」なのだから、資産を引き継いだ子供はそうでない子供に大きな差をつけることになります。

返済の無い賃貸マンション1棟を相続できたら、一生働かなくても生活が成り立ってしまいます。働くか、働かないかを自由に選択できるのです。

一方で、引き継ぐ資産が無い子供は「資産を作る」ところから始まります。慎ましく暮し、手取り給与から毎月5万円貯金して、30年間、50歳半ばで1800万円。素晴らしいことです。

賃貸マンションは月額7万円の賃料×10部屋。年間840万円、何もしなくても2年で1680万円の収益を上げてきます。

これが「持つものと持たざる者」の差です。資本主義は資本がお金を生みます。昔から「身体は資本」と言いますが、自分の体はひとつだけ。できるだけ早い段階で身体以外の別の資本を作ることが人生を有利に進めるコツなのです。

また、資本を持っていると思わぬ収入を得ることもあります。保険金や、損害金、違約金等、棚から牡丹餅のごとく超ラッキーなことが起こる時があるのです。これも持つ者に与えられた特権です。

「子供たちに資産を残すと良いことは無い」という考えが巷にはありますが、それはお金を使わせたい側の人の誘導です。

マネーリテラシーを身に付けた子供に資産を残すことはとても良いことだと思うのです。

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自由だけど自由じゃない

私は普段からなるべく予定を入れないようにしています。一見、アホか!と言われそうな話ですが、もう10年近くこのスタイルで仕事をしています。

理由は、条件の良さそうな不動産買取の案件が「いつ来るのか」予想できないからです。

わが社のような小さな会社では、「一目で買い!」という案件は年に2.3あればいいほうなので、全てをそこに集中する必要があるのです。

まるで、マグロ漁師のような生活です。普段は地味に毎日の仕事を熟しながら、ここぞという場に全てをかける。そんな生き方が大好きなのです。

あえて予定を詰めて毎日を忙しくすることもできますが、必要以上に自分の時間を削ってまで忙しくすると負のスパイラルにハマってしまい、思考がブレてしまうのです。

お勤め人だった頃に、自分のストレスラインを知ることができたのが大きかったのかもしれません。

今まで商品として仕入れた物件も、今保有している全ての物件も、このスタイルがあってこそ出会えたのだと思っています。( ´艸`)

ただ、予定を入れないのは仕事時間だけでなくプライベートも同じです。夜に物件を見に行くことは少ないので会食などは予定を組みますが、昼間の予定を組む時はできるだけ「仕事が入ったらごめんなさい」とずらせるようにしています。

それゆえに、大好きな「旅行」の時が一番冷や冷やします。過去の経験からも、そんな時に限ってなのです。( ;∀;)

旅行や出張はノートパソコン必須。どこでも仕事ができるようにスタンバイしているのです。

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伊勢リスケ

今月中旬に予定していた伊勢神宮参拝ですが、緊急事態宣言が延長される見通しとなったことで延期することにしました。

元々、人災のようなコロナの問題を天照大神はどのように見ていらっしゃるのでしょうか。

今回は、伊勢神宮参拝の翌日に名古屋の熱田神宮に参拝する予定でした。名古屋市内で食事をする楽しみもあった為、緊急事態宣言延長による「お酒の提供禁止」であれば楽しさも半減でしょうから、もう少し落ち着いた頃にリスケしようと思います。

「今は、仕事と勉強に集中しなさい」と神様に言われているようで、それに従うのが良いのだろう思うのです。( ´艸`)

後手後手のテスト勉強ですが、なんとか13日の期限までに課題が提出できそうです。それが終わるとスクリーニング講習に入ります。まだまだ過去問の課題も残っていますし、ただただ出題範囲が広い資格に悪戦苦闘の毎日です。( ;∀;)

ところで、先日営業に来た信金の担当者から、融資の仮審査が下りたと連絡がきました。案の定、減額で通ったそうです。

中途半端に借りるなら借りない方がいいのですが、初めての付き合いということで承諾したのでした。※できれば本審査で落ちてくれないかなと心の中で思っています。

今のご時世、借りたくても借りれない人も沢山いるのですから、自分は幸せ者だと思わなければなりませんね。

年末に家族旅行へ行けるように張り切って稼ごうと思っています。( ´艸`)

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社会を知る

不動産業というのは、幅広い業種や士業の方と連携を取りながら円滑に仕事を進めていくいわばプロデューサーのような仕事です。

税制、経済、金融、建築、公法、私法など、幅広い知識も必要です。それらの知識を得て行くと、漠然としていた世の中の構図がクッキリと見えてきます。※暇な人は宅建試験を受けることをお勧めします。受験料も安いです。( ´艸`)

様々に絡み合って複雑に形成されている世の中の仕組みを理解できるようになると、自分の立ち位置や、最低限のモラルや社会のルールなども身に付き、人として成長することができます。それは、「自分が一番症候群」からの脱却でもあります。

しかし、これらは「聞きかじり」程度では身に付きません。勉強し、理解し、新聞や本を読み、実際に携わっている人と話し、知識と現実のギャップを埋める作業を経なければ身についたとは言えません。

焦らず、ひとつひとつゆっくりと時間をかけて身に着けていくものだと思うのです。

税制の勉強をした後に税理士と飲みに行く。建築の勉強をした後に建築士と飲みに行く。私法の勉強をした後に司法書士や弁護士と飲みに行く。そして、実際にその人たちと一緒に仕事をする。具体的にはこんな感じです。

何を隠そう、それができるのが不動産屋なのです。飲みばかり。( ´艸`)

我が子らには、狭い範囲に自分を閉じ込めず、ブレーキを踏んでいるのは自分だという事を知り、知らない世界に飛び込む勇気と行動力をつけてもらいたいと思うのです。

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