ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

ワーケーション

ひとり社長が夢見る「デュアルライフ」は普段の仕事は自宅のある都心が中心となり、スケジュール次第では週に2.3日は第2拠点での生活を楽しむといった正に夢の生活です。

若い時にIターン(田舎暮らし)を夢見て読んだ雑誌には、都会から移住した夫婦が自分たちでログハウスを建て、ペンション経営で生計を立てている話が載っていました。心底羨ましいなと思った記憶があります。

しかし、歳を重ねていく中で、都会の素晴らしさも捨てがたい事に気づいてきました。交通機関や、医療機関、下水道の普及率や商業施設や多様なサービスなど、第2拠点を海の近くに設定したいと考えた場合、どれも東京には敵いません。完全移住を試みると失うモノも多いのが現実です。

まだ体が元気なうちは良いのですが、車を運転できない歳になれば、都会育ちの人にとっては便利で身内もいる都心生活の方が楽なのではと思うのです。

そのような観点からすれば、完全移住ではなく、都会にも片足を置いておく必要性を感じるのです。

最近コロナの影響で民間及び各自治体が「ワーケーション」に力を入れ始めました。

WorkとVacationとの造語で、リゾート地や遠隔地で休暇を取りながらリモートワークを行うことで、時間や場所にとらわれることのない新しいワークスタイルです。

コロナ不況で、どん底に落ちた旅館業と、コロナ感染拡大回避を余儀なくされた都会の企業のテレワークが上手く結びつけば、一気にワーケーションも認知されることでしょう。

長期滞在費の一部が会社経費で賄われ、家族も連れてリゾート地で仕事ができる環境は企業戦士としては夢のような話ではないでしょうか。

今後のワーケーションの動向を注視して行こうと思うのです。

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