現金商売は「マイペース」でいられるので精神的にはとてもラクです。逆にデメリットがあるとすれば「ぐずでノロマ」なところではないでしょうか。
投資効率から言えば「融資」を行使するのが得策ですが、銀行が嫌いな私はあまり食指が動かないのです。
ここ10年位の間、私の先輩や同期や後輩達は世の中を謳歌するが如くお金を稼ぎまくっていたりするのですが、私の中では羨ましさ1％、悔しさ1％、良かったね98％、と思えるほど感情がコントロールされています。
落ち着いていられるのは自分が好きなことをしていられるからであって、人それぞれ「やりたい事が違っていてもいいのだ」ということを早くから悟ることができたからだろうと思います。
全て自己責任なのだから、仕事ばかりでもいいし、遊び惚けていてもいいし、何を食べようが、どこに行こうが好きにすればいいのです。
今のところ、歳を取るにつれて自分がどんどん幸福になっているのが分かります。もちろん若い頃も楽しかったのですが、その頃はお金と時間のバランスが悪かったし、どこかで将来に対して不安を抱いていたし、行動に無駄も多かったのです。
今は、目の前の霧は晴れて、やるべきことも分かっているし、迷いもないので、無駄なく生きていられます。お勤め人の頃のような「イマイチパッとしない」感情もありません。
人にコントロールされるほどストレスが貯まることはありません。そこを脱出できたことが私にとって大きなポイントであったのだろうと思います。
「自分の人生は自分で決める」そのポジションに就けていられることが一番の幸せかもしれません。
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