現代はインターネットというインフラが整備されたことにより、あらゆる分野の情報が簡単に手に入ります。しかし、情報と言っても上っ面だけのものが大半を占め、確信に迫る情報は少ないものです。
最近では、その上っ面だけの情報を山ほど集め、あたかも自分は知識人かのように振る舞う人が多くなってきたように思います。
どの世界にもプロフェッショナル(その職業を生業として生計を立てる者)がいて、当然、その人や家族の人生がかかっているのだから生半可な気持ちでは成り立ちません。
例えば、周りに飲食店を経営する友達が沢山いて、常々飲食店の深い経営話を聞く機会に恵まれていてとしても、それは「上辺だけ聞きかじっただけの素人」であり、その人が他で飲食店経営を利いた風に話したところで、プロからすればシラケ話になるだけなのです。
経験者が語る話はリアルだし重みもありますが、受け売り話には重みが無いし、噂話程度の質しかありません。
プロの領域と言うのは近くに感じても全く別の場所に存在しているものなのです。
また、職人と呼ばれる人だけがプロフェッショナルということではなく、経営者であろうがお勤め人であろうが、その仕事で生計を立てていれば全員がプロフェッショナルなのです。どんな仕事をしていようが、プロとしてリスペクトすることが大切だし、そういう気持ちを持って交らうことが好ましいと思うのです。
「ひとり社長の備忘録」毎日更新中！ ★いつも当ブログへお越しくださり有難うございます★
