ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

会社経営を紐解く

自社の決算書を読み解くことができる経営者は意外と少ないのではないでしょうか。

かく言う私もその一人で、BSとPLに書かれた項目の意味ぐらいしか把握しておらず、それらを四則演算して導き出される「目に見えない会社の体質」の把握については勉強不足なのです。

ひとり社長の会社なのに、私自身が自社を把握していなければ一体誰が当社を理解できるというのでしょうか。( ´艸`)

弊社が行う事業は至ってシンプルな取引が多い為、勘定科目もそれほど多くはありません。貸倒引当金いう科目など、先ず使うことは無いと思っています。

経営者の中には、自分が儲かっているのか損しているのかイマイチ分からないといった人が大勢います。例に漏れず私もその一人です。

とある会計事務所のHPで学んだのですが、社長が儲かっていることを示す基準があるのだそうです。

その計算式は、「当期利益+役員報酬+社長が使った福利厚生費+節税商品」。

当期純利益は会社に残るお金、役員報酬は社長の給料、社長が使った福利厚生費と節税商品は自由に使えたお金です。確かに、お金が無ければ残したり使ったりできません。

これが前期よりUPして行けば、自分が右肩上がりで儲かっていると判断できるのだそうです。至極当然。納得の話です。

また、利益率が高すぎても良くないそうです。それは将来における投資を怠っていると判断され、ケチって無理に捻出した利益は一過性で、将来的に会社の弱体化を招くのではと懸念されるのだそうです。※これには驚きました。

そんなことも知らずに会社を経営している自分が恥ずかしくなったのでした。( ´艸`)

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成長力

新中学一年生の末っ子長男が杉並区のサッカーチームへ電車で通うようになりました。

半年前とはまるで別人のようです。電車2本を乗り継ぎ、最寄り駅に借りた自転車置場から定められたグランドへ自転車で通います。

コロナの影響で卒業旅行が中止だったので、小学生最後に「行き帰り電車」という条件付きで友達との鎌倉・江ノ島旅行を企画してあげました。

どうやらその時に開花したようで、本人曰く、ヤフーの路線情報検索があれば「怖いもの無し男」に急成長したそうです。嘘か本当か、今となっては電車でどこへでも行ける気がするそうです。( ´艸`)

どこかで点と点が繋がって、コツのようなものを掴んで成長していく過程が、見ていてとても楽しいのです。

新学期が始まり、3人揃って制服で登校するようになりました。新しい気分です。

それに比べて、これといった成長が感じられない自分が情けなくなります。

昨年の自分と比べてどのくらい成長しているのか、していないのか、自分では分からないのです。

強いて言うなら、ブログを書き続けているおかげで頭の中のイメージの「テキスト化」が上手になったこと。寝込むような風邪をひかなかったこと(衛生管理が上手くなった)。これだけ( ´∀` )。子供の成長と比べると足元にも及びません。

同世代で朝から晩まで働きづめの人も沢山いるだろうし、上流のキラキラした世界で活躍している人もいるだろうし、億単位でお金を動かしている人もいるだろうし。

でも、今の私はひとり社長という生き方に満足してしまっているので、その他はあまり興味が湧かないのです。( ´∀` )。自分らしく成長して行きたいものです。

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潜在意識

静岡県浜松市のオーナーチェンジ投資用戸建ての賃料が入ってきました。厳密には後輩との共同プロジェクトになるので、賃料も折半します。( ´艸`)

保有している分にはCCR49%の高パフォーマンス物件です。今まで保有してきた不動産の中でもトップクラスのハイリターンを誇ります。

内装もしっかり綺麗にして頂きましたし、建物もまだまだ丈夫。駅から徒歩で10分程の場所にあり、前面南側道路で眺望や通風も良好です。

保有でも売却でもどちらでもOKなので気がラクです。この物件も全額キャッシュで埋めているので、早く売れ売れという金融機関の圧力もありません。

念の為、火災地震保険にも加入済みです。台風で屋根が吹き飛んでも保険が下りるので安心です。

昨年後半から種まきしてきたものが、大きく実り、上手に収穫できてきました。見えない流れの中で、どの案件も想定通りに来ているところを見ると、「まだまだ自分も捨てたもんじゃないよ」と褒めてあげたくなります。

いつでも先の事は分りません。しかし、不思議と不安は感じません。( ´艸`)

昔、姉に「お前のその自信はどっからくるの?」と言われたことがあるのですが、昔から「自分は絶対上手く行く」と能天気に考えていたことが、知らず知らずの間に潜在意識にインプットされ、その結果、うまい具合に生きてこられたのかもしれません。

潜在意識が願望を叶える強力なツールであることは勉強済みです。

この先もっと楽しく上手く人生を送れるように「大きな勘違い」を潜在意識にインプットして行きたいと思います。

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バランス

新生活の始まりに併せて朝型の生活に戻りつつあります。お勤め人の時は「昼寝」や「さぼり」は得意だったのですが、経営者なってからは意識やスタイルの違いからか、それらが無くなり、睡眠や休憩を上手くコントロールできないことがあります。

十分な睡眠は健康者には欠かせない要素だと理解しているので、「寝れる時は寝る」を意識しており、目覚まし時計ではなく自然に目が覚めるような睡眠を心掛けています。

外部とのアポが無ければ、一時間遅く起きようがどうにでも調整がつく環境を活かすべきだと思うし、自由気ままなひとり社長ならではの生き方があっても面白いではないでしょうか。

若い時に「夜勤」と「日勤」が1週間ごとに入れ替わる仕事をしていたのですが、何方の生活も一長一短があり、それなりに面白みもがあり好きでした。

同じリズムが健康に良い事も知っていますが、違う環境下を楽しむことも大切です。

朝4時に目覚めて仕事を始めることもありますが、その時は午前中に殆どの事務仕事が終わります。そのまま仕事を続けるか、昼食を摂るか、ジムへ行くか、散歩するか、サウナへ行くか、子供を送迎するか、迷います。※なぜか昼寝という選択肢はありません。10時から仕事をして17時に終わる日もあります。12時から仕事を始めて深夜まで仕事をすることもあります。家庭の予定に翻弄されて全く仕事ができない日もあります。

どんな日であっても、可能な限り「8時間睡眠」を意識しています。

食事、睡眠、運動。自由な環境下だからこそ、自分なりのルールを決めておかねばなりません。

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四方山話

一つのプロジェクトが無事に終わりました。期間は半年以上かかりましたが、目論見以上の成果を出すことができたのでとても満足しております。

少しづつ社有物件の売却を進めていますが、高めの金額設定のためかイマイチ反応が良くありません。諸条件や価格の見直しが必要かもしれません。

また、最近になって角度の高い仕入れ話が入ってきません。好況時は全体的に相場が上がっているので仕方ないのですが、それにしても情報が乏しく感じます。

安心値でドキッとするような話がこないものかと手ぐすねを引いて待っています。

もともと高値を掴むような商売は得意ではないので、今のような時期は息をひそめて機会を伺う作戦で乗り切ろうと思います。

この商売は仕入れと売却と資金繰りのバランスを取るのが難しく、一筋縄には行きません。タイミングがとても大切で、そのタイミングを見定める「勘」も重要なスキルです。

先月、管理しているアパートの2部屋に退去がありました。引っ越し理由は「コロナで実家に戻る」というものでした。少なからず、アパート経営にもコロナの影響が及んでいるということでしょう。

原状回復工事を経て新規募集の開始です。売買案件が混とんとしている良い機会なので満室目指して頑張ろうと思います。

話しは変わりますが、先日、末っ子長男が新チーム(サッカー)の合宿の準備を一生懸命している姿を見て、「突然ですが、諸事情で今回の合宿は中止になりました」と連絡がきた旨のエイプリルフールの嘘をついたところ、妻と息子に半ギレされました( ´∀` )。

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評価替え「基準年度」

4月に入り、子供達の新生活も始まり、事務所でゆっくり仕事ができる環境に戻りつつあります。コーヒーを飲みながら溜まっていた仕事をひとつづつ消化していきます。

前のブログに記したルームクリーニング業者(知合い)の件ですが、完了検査の結果はOKでした。次回も安心して依頼できそうです。

毎年この時期になると保有物件の「固定資産税・都市計画税」の納付書が矢継ぎ早に届きます。

固定資産の価格は3年に一度見直す事になっており、このことを「評価替え」といい、評価替えの年度を「基準年度」といいます。令和3年は基準年度にあたり、新しい価格が決定され、その価格が3年間据え置かれます。※不動産豆知識。

併せて、不動産取得税や車保険や火災保険、不動産協会の年会費など、イラっとする程の納付書や請求書が送られてきます。

私生活では入学金や年間学費、所得税特別区民税・都民税などがバシバシ来ます。

支払いに関して、勤めていた時の代表者に「期限ぎりぎりで支払え」と教えられました。それは商売の基本なのですが、まさかの事態に備えて手元資金を厚くしておくことと、支払い後の払い戻しは難しいこと、支払い前は相手に対してマウント状態であることなどの理由です。

私は手元資金の実態を詳細に把握したい為、直ぐ支払う方法を選んでおります。この時点で商売人ではないですね。

あっという間にゴールデンウィークです。来週の半ばくらいを目途に、基の生活戻るよう調整し、月末までに「不動産案件」をひとつ熟したい思っているのです。

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独立開業

元々何も持たない「持たざる者」が厳しい資本主義の世界で独立開業するのは至難の業です。

当り前ですが、独立開業するには先ず「能力=仕事力」を高めなければなりません。能力というのは経験値がモノをいうので、兎にも角にも量を熟し失敗も経験し、謝罪や反省、カイゼン等の手法も身に着けねばなりません。仕事を選んでいるようでは「バランスの良いスキル」を向上させることはできないものです。

一通り仕事ができるようになったら、管理職としての力を養います。人の上に立ちコントロールする力を磨きます。部下の人数にもよりますが、基本的なことは同じです。

グループの長を経験した後は、取締役等「経営側」に回ります。今までは雇われ人としての経験ですが、ここからは経営側としての判断や成長が求められます。

被雇用者と雇用者の中間職という立場ですが、経営者側から見た世界を学ぶ事ができます。これで一先ず基礎固めが完了です。早くても10年はかかります。※勝手な私の意見です。

そして、お客様の自力獲得、関係各社(ブレーン)の構築、自社の魅力や強みの継続的向上、経理の知識や資金繰り等を経て、ようやく独立開業のスタートラインに立つことができます。しかし、独立開業に最も必要なのは最後の「行動力」と「決断力」です。

誰しも、未来など予想できるはずも無いので、この時点では不安ばかりが大きくなり、二の足を踏んでしまいます。

そして、この不安に打ち勝ってこそ、独立開業=自営業者になることができるのです。

独立開業は決して運だけでは無く、何年もかけて積み上げてきた見えない努力があるものなのです。

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衆議院選挙

日本の年金システムはとっくに破綻していると思うのですが、それがルールである以上、義務は果たさなければなりません。

我々の年代が年金を受ける頃には「受給資格70歳」になっていることだろうと感じているので、私のように80歳位で死去することを想定している人は10年間分しか受給できないことになります。

仮に70歳から月に20万円近く貰っても使い道に困るだろうし、使わない分は郵便局に貯蓄されたまま最後は相続に回ってしまのだろうと思っています。

それならば、今から利回り5%の不動産に投資して、20年後に投下資本を全額回収後、毎月賃料20万円を受け取りながら、「持っていても良し、売っても良し不動産」を相続させた方が利口ではないかと考えてしまうのです。

子育て期間中が人生の中で一番お金がかかるのに、多額の社会保険料や年金等が手取り額から差し引かれ生活を逼迫させている現実があります。将来も大切ですが、今が一番大切です。

今度の衆議院選挙では、現役世代の若者の生活を充実させるような取り組みを考えている人に注目したいと思っています。

解散総選挙になるのか任期満了による選挙になるのか、どちらにせよ今秋10月21日がリミットです。

子供たち世代が幸せで楽しく生活できる国造りを真剣に考えている立候補者に初老人の1票を投じたいと思っているのです。

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株取引

先日手放した米国株のその後の株価を追いかけておりますが、上がらず下がらずといった具合で、食指が動きません。

妻の口座では、期間指定の指値注文を行っていたことをすっかり忘れており、知らない間に指値がささって注文が約定しており、さらにその株価が上がっていて2万JPNくらい儲かっていました。

不動産投資では「勝手に買っていた」なんてことは起こりようが無いので、今回の件で株取引の怖さを知りました。

不動産市場では、好況の場合でも「この値段で買っておけば大丈夫」という価格があるのですが、それは株取引の世界でもあるのだろうと思います。

株取引きを始めたばかりの頃は、「保有株の株価が下がると大勢の人が慌てて売るので、株価がどんどん下がって行くもの」と考えていたのですが、最近になって投資家目線で考えてみると実はそうではなくて、保有株が何パーセント下落したら売り注文が発動される「逆指値」が作動して早めにロスカットし、株価が下がり切ったところで買い戻しているのだということに気が付きました。

もしかすると株式市場の目に見えない「流れ」のようなものを感じれるようになったのかもしれません。不動産もそうですが、常に相場感を養い、注意深く観察して行くことで得られる感覚なのだと思います。

資産の大半をつぎ込んでまで入り込む気はありませんが、せっかくなら自分なりの必勝パターンをいくつか作り「プチ錬金術」を身に着けることができれば、もっと面白くなるのだろうと思うのです。

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将来を見据えながら今を生きる

私ももうすぐ46歳になります。自身が結婚した時の義父が45歳でしたので、その時の父より年上になってしまいます。とても不思議な気分です。

後1年もすれば、早婚だった妻は「自分の家族と過ごした時間」より「我が家で過ごした時間」が上回ります。これも不思議な感じです。

今の私は、40代をどう生きるかによって老後生活のアウトラインが決まってくるのだろうと考えております。

20代の学びを30代で生かし、40代で結実させ、体力が落ちていく50歳からは、手に入れた財産を頭を使って増やしていくのが理想です。

50代で一念発起し独立開業するという稀な話もありますが、短期間で資産を作るのは難しいものです。事業経営に右往左往しているとあっという間に60代になってしまいます。

私くらいの歳なれば、自分で自分の性格や気持ちが解ってくるものだし、自身の器量や商才レベルから、ある程度先が見えてきます。

単純に金持ちになりたかった20代の自分と、今ある手元資金を基に資産を増やして行こうとする今の自分とでは、根本は同じでも後者の方がより具体的で現実的です。

いつだって私の理想は「年間1000万円のキャッシュフロー」です。好きな仕事の延長線上にこの理想の形があり、達成後は自分で厳選した好きな仕事だけをしたいという思いがあります。

しかし、何かの事情で道半ばで断念せざる得ない状況もあるかもしれません。夢を叶える前に死んでしまうことだって大いに考えられます。

将来の夢ばかりに捕らわれずに、「今を生きる大切さ」も決して忘れてはいけないのです。

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